多言語化現象研究会
 
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 関連・新着図書

 
「事典 日本の多言語社会」岩波書店 2005年)
まちかど多言語表示調査報告書(2006年)
ことばと社会 11号 特集:移民と言語①」(三元社 2008年)
「日の言語景観」(三元社 2009年)
ことばと社会 12号 特集:移民と言語②」(三元社 2010年)
「多言語社会日本ーその現状と課題」(三元社 2013年)
(「教師用手引き」三元社HPで公開しました)


 

多言語化現象研究会

第62回研究会


日時 2016年10月30日() 13:15-17:00 

場所:
関西学院大学梅田キャンパス 1005

   (大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー10階)

     阪急「梅田駅」下車 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/

参加費 500円 (資料代ほか)★要事前登録

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1)報告者: 中田梓音(国立民族学博物館)          115分-300
    テーマ: 「スナックにおける接客と言語ストラテジー

<要旨> 
日本の言語コミュニケーション研究において、対人関係の親密性に関する研究が数多くなされてきた。特に、発話の文末のスピーチレベル、自己開示の発話、ユーモアの発話などに親疎が反映されるとして、かわされた会話を詳細に分析することで、発話と親密性の関連を示してきた。
ここでは、新たな研究対象としてのスナックで、スナックのママと男性客との会話をデータとし、分析した。それらをまとめた博士論文をもとに、スナックのママと男性客との親密性および、関係の調節について、論じる。特に接客者であるママに焦点をあてた本論第3章第3節を中心に、スナックにおける接客の様相とそれに付随する言語ストラテジーを提示したい

 (休憩 300分-3時15分)

2)報告者: オストハイダ テーヤ(関西学院大学)        315分-500
   
テーマ: 「『統合』と『インクルージョン』の狭間で
           ―ドイツの就学前ドイツ語能力検定制度をめぐって―」

<要旨> 日本とは異なり、ドイツは国籍を問わず、全ての住民はその保護する子どもに教育を受けさせる義務を負う。さらに「就学前義務教育」の導入を検討している州もある。2007年~2014年の間、4歳の全ての子どもに「Delfin 4」というドイツ語能力検定試験を義務付けたノルトライン=ヴェストファーレン州はその一例である。テストで一定の条件を満たさない子どもには、ドイツ語補習のため年間350ユーロの補助が支給された。園児の3分の2が「不合格」となった年もあり、激しい議論を経てテスト制度は2014年に廃止となった。補助制度自体は現在も続いているが、子どものドイツ語能力についての継続的な記録および評価は幼稚園や保育所の先生に委ねるようになった.
本報告では、「Delfin 4」の開発に携わっていた専門家と政治家、または保護者と幼稚園教諭とのインタビューに基づいて、本制度の意義と問題点について考察する。そのことを踏まえ、移民に対する「統合政策」との接点に着目し、日本の事情も考慮しながら、受け入れ国の言語における移民の運用能力の把握と学習推進をめぐる政策について議論したい。

(研究会終了後、近くで懇親会を予定しています。)

初めての方も歓迎します。準備の都合上、出席の方は、かならずメールで、1)お名前・2)所属・3)懇親会出席の有無を記入し、事務局までご連絡ください。
研究会への連絡、質問は事務局へ直接お願いします。特に質問などない限り出席通知には受領確認の返事はしませんのでご了承ください。

会場となる関西学院大学大阪梅田キャンパスは阪急梅田駅 茶屋町口改札口より北へ徒歩5分のアプローズタワーで、同じ建物内にホテル阪急インターナショナル、梅田芸術劇場などがあります。

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多言語化現象研究会事務局:tagengoka-gensyoo☆idc.minpaku.ac.jp (☆を@でおきかえてください)
研究会ホームページ: http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/