歴史言語学や言語変化をテーマとした国際学会です。いわゆる比較方法を用いた系統論等はもちろんのこと、類型論的視点からみた言語変化、社会言語学における共時的現象の分析や認知言語学におけるアプローチ、またコンピューターを用いた分析手法など、言語変化への幅広い分野からの発表が行われます。第20回は、アジア圏では初の開催となり、一段と幅ひろい分野で国際的に活躍する研究者が集まることが期待されており、さらに最終日には、国際シンポジウム「アジア・太平洋地域諸言語の歴史研究の方法―日本語の起源は解明できるのか―」を開催。日本語系統論への科学的アプローチの現状と課題についてじっくり討論します。奮ってご参加ください。
ワークショップ企画の申し込み 2010年10月15日まで
個別発表の発表要旨受付 2011年1月15日まで
お申し込みは以下のウェブサイトから
http://www.minpaku.ac.jp/past/research/activity/news/society/ichl2011/call_for_papers.html
参加登録受付 2010年10月から2011年3月まで割引料金適用
2011年4月以降の登録は通常料金
その他詳細につきましては、学会ウェブサイト http://www.minpaku.ac.jp/past/research/activity/news/society/ichl2011/index.html をごらんください。
*期間中、学会の名札着用で民博の常設展示場を無料でご見学いただくことができます*
この機会に3月に新しくオープンした言語展示場をぜひ、お訪ねください。手話8言語を含む世界約200言語の録音・録画による紹介、語順や発音の装置、朗読を聴くことのできる世界の絵本や点字のコーナーもあります。
多数のご参加をお待ちしております。
国際歴史言語学会長
第20回国際歴史言語学会実行委員長
菊澤律子