研究室概要

ことばを研究する「言語学」を専門としています。そのうちとくに、(1)現地調査に基づいて言語の文法や語彙などを調べる記述言語学、(2)現在話されている言語を比較することで複数の言語の系統関係や言語変化の過程を調べる歴史言語学、(3)ことばの情報に基づく先史研究を専門としています。また近年は、(4)音声言語と手話言語の比較により得られる、より一般的な人間の言語に関する科学的な知見にも関心を持っており、手話言語の研究者や認知言語学、心理言語学等の専門家との共同研究を進めています。さらに手話や書記言語によるウェブ発信のための(5)多映像配信アプリの開発なども行っています。いずれの分野も、研究手法を見つけるところからスタートしなくてはならない部分が、難しくもあり、またおもしろくもあるところだと思っています。

手話言語学関連事業

歴史言語学関連事業