Hirochika NAKAMAKI

『社葬の経営人類学』(東方出版、1999年)

中牧弘允編

『社葬の経営人類学』表紙
はしがき
社葬に見る会社文化の特質

本書は20社におよぶ社葬の調査研究を核にすえている。それに、明治以降の死亡広告の詳細なデータを加味しながら、社葬の変遷を歴史と実態の両面から把握しようとしている。


序 社葬の経営人類学
序 章 社葬の経営人類学
顕彰・告別と会社再生の演出
中牧弘允

第一部 社葬の成立と展開
第一章 社葬とは何か
村上興匡
第二章 社葬はいつ成立したか
新聞の死亡広告を中心にして
山田慎也
第二章 社葬はいつ成立したか
新聞の死亡広告を中心にして
山田慎也
第三章 社葬はどう展開したか
村上興匡/山田慎也

第二部 社葬の諸相
第四章 葬儀の歴史
廣山謙介
第五章 大川博の社葬
東映映画「社葬」のひとつのモデル
村上興匡
第六章 松下幸之助の社葬
「保信」のこころを形に
三井 泉/出口竜也/住原則也
第七章 葬祭業者にとっての社葬
大成祭典の場合
山田慎也
第八章 社葬に集まる人々
静岡新聞社故大石益光社長社葬
日置弘一郎/前川啓治/野口智子
第九章 ドーム社葬の出現
祭祀空間としてのドーム
中牧弘允
第十章 九州地域の社葬
中央文化の地方伝播
安達義弘

資料=社葬など団体葬の現状と傾向<東京編>索引