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『日本の組織―社縁文化とインフォーマル活動−』(東方出版、2003年)
中牧弘允 ミッチェル・セジウィック編
![]() はしがき
第一部 現代日本の社縁文化
序論 現代日本の社縁文化
1なぜ社縁か 2 本書の構成 3JAWS第十二回大会
序論へのコメント 社縁との縁
第一章 ポン・デ・ザールの白紙撤回と市民運動:京都のフランス橋はなぜ架からなかったのか
1 はじめに 2 白紙撤回までのあゆみ 3 建設中止の要因 4 再建築?
第二章 日本における任意団体―体制への機能的貢献か変革力か?―
1 はじめに 2 任意団体:概念考察 3 調査地:川崎市 4 Tさんと「生活学校」 5 会社員の男性による「いたかの会」 6 農村青年の「平成ボランティア協会」7 おわりに
第三章 日本における市民社会と共同体づくりにおける市民参加―武生市の事例
1 序論 2武生市環境基本計画 3日本とアメリカの市民社会の本質的な相違 4 公の問題に対する市民参加率の低さの説明 5 市民の先導権を強める決定的な要因 6 市民社会の特徴から見たエコシティ計画 7 結論
第四章 ジェンダーとグローバリゼーションー日本人のディアスポラー
1 はじめに 2グローバル化する日本 3 ジェンダー化されたグローバリゼーション 4 海外コミュニティにおけるジェンダー化された日本人のライフ・ストーリ 5ジェンダーと文化アイデンティティ 6 むすび
第五章 シンガポールにおける日本の社縁文化―日本人会と九龍会との比較
1 はじめに 2 両組織とシンガポール政府 3 両組織と所属するコミュニティ 4 両組織とシンガポール人 5 シンガポールにおける日本人コミュニティの性格の変化
第六章 墓誌に見られるシンガポール日本人社会-死者のアイデンティティと“埋葬の義理”を中心にー
1 シンガポール日本人社会と墓地 2 死者のアイデンティティ
第七章 ジェンダーでみる日本人雇用慣行―大卒のケースー
1 日本型雇用慣行の一般的特徴 2 雇用体系 3 おわりに
第八章 社縁文化としての社葬
1 日本の会社儀礼 2 社縁と宗旨 3 顕彰と告別 4 密葬と社葬 5 社縁的つきあい 6 不平等の演出 7 不滅と再生の演出
第九章 グローバル化した日系新宗教の社縁文化
1 はじめに 2 真光教の簡単な紹介 3 真光教の教義と儀礼実践 4 教団構造 5 社縁文化 6金銭的なものについて 7 世界化―それを促進する要因― 8 結論
第二部 日本のフォーマルな組織におけるインフォーマル活動
序論 日本の組織(フォーマル)におけるインフォーマル活動
1 日本の組織に関する研究の変遷 2 人類学一般に対する日本の組織研究の価値 3 日本の民族誌の記述と翻訳 4 組織におけるフォーマルそしてインフォーマル 5 日本の組織を分析する際の中根千枝のインパクト、またその他の理論に対するコメント 6 その他ふたつの論文、日本の組織を記述し、描く方法 7 結論
第一章 J社の日本人男性駐在員のパワーポリティクス
1 はじめに 2 小川家のファミリービジネスとしてのJ社 3 J香港社の組織構造 4 日本人駐在員のアイデンティティ確立の戦略 5 歓迎会と送別会 6 忘年会と新年会 7 権力の源、小川真司 8 日本人駐在員の3つの類型 9 日本人駐在員の差別化 社内管理とは分離された飯田の存在
第二章 マーケット、ヒエラルキー、ネットワーク、フレーム―広告代理店のインフォーマル・フォーマル組織―
1 代理店のフォーマル・システム 2 代理店のインフォーマル・システム 3 アカウント・システム 4 日本社会の組織 5マーケット、ヒエラルキー、ネットワーク、フレーム
第三章 ワーキング・クラスの公立高校におけるインフォーマル・ストラクチャー
1 はじめに 2 学校内のインフォーマル・ストラクチャーに対するアプローチ 3 民族誌的特性と個人主義の理念 4 集団生活、権威、モラル・コミュニティー 5 インフォーマル・ストラクチャーと公立高校の事例 6 ワーキング・クラスの学校の特異性 7 教師のインフォーマル・ストラクチャー 8 集団 9 年配の保守的なグループ 10 若い活動家の教師たち 11 再び、ワーキング・クラスの学校の特徴 12 インフォーマルな社会構造の働き 13 結論
第四章 「インフォーマルな活動」としての居眠りー国会議員の居眠り論争を考えるー」
1 序 2 国会での居眠り:『週刊宝石』の議論 3 国会議員の対応に反映された日本社会―居眠りを通して見る日本の社会 4 「インフォーマルな活動」としての居眠りの概念 5 結び
第五章 日本の高等教育における情報テクノロジー革命:その社会的背景にある[公式]と[非公式]
1 終身雇用:「場」対「資格」の関連 2 公式的/非公式的という区別:「場」対「資格」の関連 3 情報テクノロジーと終身雇用 4 教育機関における情報テクノロジーの組織 5比較のポイント 6ITサービスの提供 7 ITを「持てる者」と「持たざる者」
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