2016年公開シンポジウム・フォーラム・展示など
2017年2月2日~4日
国際研究ワークショップ「地域文化の再発見と民俗学の新たな試み」
- 会場
- 国立民族学博物館、東北歴史博物館
- 主催
- 大学共同利用機関法人人間文化研究機構、国立民族学博物館
趣旨
社会のグローバル化に伴う地域文化の変貌や多発する災害復興の名のもとにおこなわれる地域再編は、その地域で連綿と築かれてきた文化の破壊を生み出し、新たな地域で生きる人々の間にさまざまな摩擦を引き起こしている。一方、これらの問題の解決策として、その地域で育まれてきた地域文化を再発見し、保存、活用の実践を新旧の住民を軸に、大学や博物館の研究者が共同しておこなうことで、新たな地域文化を創生し、豊かな地域社会を育てていくという事例が注目されつつある。特に東日本大震災からの地域復興のなかで、地域文化に焦点を当てた地域復興の実践事例は、豊かな地域創生に大きな広がりを持つ可能性があるとして、人間文化研究においても大きな研究課題となってきている。 そこで、この研究ワークショップでは、地域文化の再発見をキーワードに国立民族学博物館、国立歴史民俗博物館、東北歴史博物館の研究成果について意見交換をおこない、民俗学の立場から人間文化研究にどのような役割を果たせるかの議論を深める。
プログラム
13:30 - 15:00 | 国立民族学博物館企画展「津波を越えて生きる:大槌町奮闘の記録」の概要について(解説:日髙真吾(国立民族学博物館)) |
---|---|
15:00 - 15:30 | 休憩 |
15:30 - 16:30 | 意見交換(コメント:黄貞燕(国立台北芸術大学)) |
14:00 - 15:50 |
研究映像「明日に向って曳け」の上映(解説:川村清志(国立歴史民俗博物館)) |
---|---|
15:50 - 16:00 | 休憩 |
16:00 - 17:00 | 意見交換(コメント:黄貞燕(国立台北芸術大学)) |
10:30-12:00 |
工芸継承展の概要について(解説:小谷竜介(東北歴史博物館)) |
---|---|
12:00-13:30 | 休憩 |
13:30-15:00 | 意見交換(コメント:黄貞燕(国立台北芸術大学)) |
2016年11月25日〜26日
国際フォーラム「地域文化の発見、保存と活用」
- 会場
- 台湾 桃園市 大渓文化会館
- 指導
- 大学共同利用機関法人人間文化研究機構、台湾文化部
- 主催
- 国立民族学博物館、国立台北芸術大学
- 協力
- 桃園市立大渓木芸生態博物館
2016年11月13日
文化遺産の継承と発展 郷土芸能復興支援メッセ「みんなで語り、みんな
で継なごう」
- 会場
- 岩手県大船渡市中央公民館
- 主催
- 国立民族学博物館
- 後援
- 大槌町教育委員会、大船渡市教育委員会、釜石市教育委員会、山田町教育委員会、陸前高田市教育委員会
2016年5月16日
研究公演「黒森神楽×雄勝法印神楽 in みんぱく公演」
- 会場
- 国立民族学博物館講堂
- 主催
- 国立民族学博物館
- 共催
- 国立文楽劇場