◆趣旨
日本の研究者が世界各地で調査するさいに撮影した写真や動画などの画像資料は、調査当時の実態を記録した研究資源であると同時に、日本の学術史を反映する学術遺産でもあります。国立民族学博物館が中心となって進める「地域研究画像デジタルライブラリ」(略称DiPLAS、正式名称は下記主催者名を参照)では、広い意味で地域研究に関わって進められている科学研究費助成事業(科研費)プロジェクトを対象に、過去に蓄積された画像資料のデジタル化・共有化を技術的に支援してきました。このシンポジウムでは、5年あまりにわたる活動をあらためてふり返り、写真資料を学術的に活用する方法をあらためて考えてみたいと思います。
研究支援代表者:吉田憲司(国立民族学博物館・館長)
◆開催要項
日時:2021年12月4日(土) 14:00~16:00(Zoom開場 13:30)
Zoomを用いたオンライン開催
定員:150名(要事前申込/先着順)
申込先:diplas★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)
※申し込みメールの本文には、お名前とご所属先を明記してください。
13:30 | Zoom開場 |
14:00-14:10 | 趣旨説明 飯田卓(国立民族学博物館) |
14:10-14:30 | 発表1「フィールド調査と写真資料」縄田浩志(秋田大学) |
14:30-14:50 | 発表2「文化財科学と写真資料」末森薫(国立民族学博物館) |
14:50-15:05 | コメント 吉田憲司(DiPLAS代表/国立民族学博物館館長) |
15:05-16:00 | 討論 司会:寺村裕史(国立民族学博物館) |
◆ 主催・共催・協力
【主催】科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(支援機能:地域研究画像デジタルライブラリ(略称DiPLAS))、課題番号:16H06281、中核機関:国立民族学博物館
【共催】国立民族学博物館
◆ お問い合わせ先
国立民族学博物館 研究協力課
TEL:06-6878-8209
FAX:06-6878-8479
e-mail:diplas★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)
◆趣旨
個人が所蔵する写真や画像の点数は、年を追うにつれて等比級数的に増えつづけているといわれています。そしてその多くが、人生の終わりとともに散逸・消失しています。国立民族学博物館を中心とする「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」プロジェクト(略称 DiPLAS)では、2016年に活動を開始して以来、写真や動画などの画像資料をデジタル化・共有化するための技術的な支援をおこなってきました。この公開セミナーでは、支援をつうじて改良を重ねながらほぼ完成したかたちに近づいたデータベースを紹介します。
講演では、研究活動の一環として写真資料の整理にたずさわってきた研究者が整理の動機や社会的意義を紹介するとともに、その支援をおこなっている研究者がデータベース構築の足どりを紹介します。後に続くワークショップでは、じっさいに参加者がデータベースを操作する時間をとります。その場で出た意見は、今後の支援に役立てる予定です。
研究支援代表者:吉田憲司(国立民族学博物館・館長)
◆開催要項
日時:2020年5月17日(日) 13:30~17:00(13:00開場)
定員:100名(要事前申込/先着順)
申込先:heritage★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)
※申し込みメールの本文には、お名前とご所属先を明記してください。
※申し込みいただいたメールにオンラインでの参加方法をお知らせいたします。
13:00 | 開場 |
13:30-13:40 | 開会のご挨拶 吉田憲司(国立民族学博物館長/DiPLAS研究支援代表者) |
13:40-14:20 | 講演1「山口修写真コレクションに見る楽器の素材と製作技術の持続と変化」 小西潤子(沖縄県立芸術大学教授/DiPLAS支援事業応募者) |
14:20-14:50 | 講演2「データベースと編集機能を用いた写真整理の支援」 丸川雄三(国立民族学博物館准教授/DiPLAS研究支援分担者) |
14:50-15:10 | 休憩と配置換え |
15:10-16:20 | ワークショップ1 データベースのデモンストレーション |
16:20-16:50 | ワークショップ2 討論と総評 |
16:50-17:00 | 閉会のご挨拶 |
◆ 主催・共催・協力
【主催】科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(支援機能:地域研究画像デジタルライブラリ(略称DiPLAS))、課題番号:16H06281、中核機関:国立民族学博物館
【共催】国立民族学博物館
【協力】国立情報学研究所、地域研究コンソーシアム
◆ お問い合わせ先
国立民族学博物館 研究協力課研究協力係
TEL:06-6878-8209
FAX:06-6878-8479
e-mail:kaken★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)
◆趣旨
個人が所蔵する写真や画像の点数は、年を追うにつれて等比級数的に増えつづけているといわれています。そしてその多くが、人生の終わりとともに散逸・消失しています。国立民族学博物館を中心とする「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」プロジェクト(略称 DiPLAS)では、2016年に活動を開始して以来、写真や動画などの画像資料をデジタル化・共有化するための技術的な支援をおこなってきました。その多くは、日本の研究者が世界各地で調査するさいに撮影したものですが、価値ある写真とはそうした写真ばかりではありません。市井の人たちの手記が大きな史料的価値をもつことを考えれば、研究者が撮影した写真でなくとも、学術的に価値の高い写真は少なくないはずです。
このシンポジウムでは、そうした写真を地域デジタルアーカイブとして蓄積することの意義を考えます。
研究支援代表者:吉田憲司(国立民族学博物館・館長)
◆開催要項
日時:2019年5月25日(土) 13:30~17:00(13:00開場)
場所:国立情報学研究所 会議室(1208/1210号室)
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター12階
東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線 神保町駅(A8・A9 出口)徒歩4分
東京メトロ東西線 竹橋駅(1b 出口)徒歩4分
定員:100名(要事前申込/先着順/入場無料)
申込先:heritage★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)
※申し込みメールの本文には、お名前とご所属を明記してください。
13:00 | 開場 |
13:30-13:40 | 開会のご挨拶 吉田憲司(国立民族学博物館長/DiPLAS研究支援代表者) |
13:40-14:20 | 発表1「研究者と地域住民は、日常生活の何を写し何を写さないのか?」 原田健一(新潟大学/DiPLAS研究支援協力者) |
14:20-15:00 | 発表2「地域の博物館や図書館などは「地方(じかた)写真」の拠点たりえるか?」 福島幸宏(東京大学大学院/DiPLAS研究支援協力者) |
15:00-15:20 | 休憩 |
15:20-16:00 | 発表3「地域研究写真のデジタル化・データベース化と研究への活用 ――DiPLASプロジェクトの経験」 石山俊(国立民族学博物館/DiPLAS技術支援員) |
16:00-16:55 | 総合討論 |
16:55-17:00 | 閉会のご挨拶 |
◆ 主催・共催・協力
【主催】科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(支援機能:地域研究画像デジタルライブラリ(略称DiPLAS))、課題番号:16H06281、中核機関:国立民族学博物館
【共催】国立民族学博物館
【協力】国立情報学研究所
◆ お問い合わせ先
国立民族学博物館 研究協力課研究協力係
TEL:06-6878-8209
FAX:06-6878-8479
◆趣旨
日本の研究者が世界各地で調査するさいに撮影した写真や動画などの画像資料は、調査当時の実態を記録した研究資源であると同時に、日本の学術史を反映する学術遺産でもあります。国立民族学博物館が中心となって進める「地域研究画像デジタルライブラリ」(略称DiPLAS、正式名称は下記主催者名を参照)では、広い意味で地域研究に関わって進められている科学研究費助成事業(科研費)プロジェクトを対象に、過去に蓄積された画像資料のデジタル化・共有化を技術的に支援してきました。
今回のシンポジウムでは、この分野での研究支援の重要性を訴えるとともに、支援プログラムが個々の研究の進展に及ぼした効果を検証し、今後の学術のありかたを構想します。シンポジウム終了後には、2018年度の支援プログラムへの応募を検討している科研費代表者を対象として、個々の質問にお答えする相談会を開催します。
★応募期間は4月初旬から6月初旬の予定
研究支援代表者:吉田憲司(国立民族学博物館・館長)
◆開催要項
日時:2018年5月19日(土) 13:30~17:00 (13:00開場)
場所:一橋大学 一橋講堂 中会議場
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内
東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線 神保町駅(A8・A9出口)徒歩4分
東京メトロ東西線 竹橋駅(1b出口)徒歩4分
13:00 | 開場 |
13:30-13:40 | 開会のご挨拶 吉田憲司(国立民族学博物館長/DiPLAS研究支援代表者) |
13:40-14:10 | 「写真が築くグローバル・ネットワーク ― DiPLASがめざすもの」 飯田卓(国立民族学博物館/DiPLAS研究支援分担者) |
14:10-14:40 | 「デジタルアーカイブズの構築支援とライブラリへの展開」 丸川雄三(国立民族学博物館/DiPLAS研究支援分担者) |
14:40-15:00 | 「アフリカの自然と人 ― 45年間の画像記録から変化を考える」 市川光雄(京都大学名誉教授/科研費代表者) |
15:00-15:20 | 休憩 |
15:20-15:40 | 「アラビア半島オアシス生活の半世紀 ― 現地社会への成果還元に向けて」 縄田浩志(秋田大学/片倉もとこ記念沙漠文化財団/科研費代表者) |
15:40-16:10 | 「AI時代のデジタル写真データベース」 北本朝展(国立情報学研究所/DiPLAS研究支援協力者) |
16:10-16:55 | 総合討論 |
16:55-17:00 | 閉会のご挨拶 西尾哲夫(国立民族学博物館副館長/DiPLASプラットフォーム委員長/NIHU現代中東地域研究プロジェクト代表) |
◆申し込み先・お問い合わせ
宛先:E-mail・・・heritage●idc.minpaku.ac.jp(●を@に置き換えてください)
※申し込みメールの本文には、お名前とご所属を明記してください。
◆主催と共催
【主催】科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(支援機能:地域研究画像デジタルライブラリ(略称DiPLAS)、中核機関:国立民族学博物館)
【共催】国立民族学博物館
◆開催要項
日時:2017年12月16日(土) 17:00~19:30
場所:横浜情報文化センター 情文ホール
事前申し込み不要/無料/先着200名
共催:人間文化研究機構「現代中東地域研究事業」秋田大学拠点、人間文化研究機構「現代中東地域研究事業」国立民族学博物館拠点、国立民族学博物館「フォーラム型情報ミュージアム」プロジェクト、国立民族学博物館「新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』研究基盤リソース支援プログラム 地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」プロジェクト、片倉もとこ記念沙漠文化財団
◆お問い合わせ
片倉もとこ記念沙漠文化財団事務局(藤本)
office●moko-f.com(●を@に置き換えてください)
◆趣旨
文化遺産の保存は、社会的や文化的な要因のみならず、自然環境や技術的背景からも影響を受けます。過去30年間、私たちの社会は大きく変容し、文化遺産の世界も新しい変化に直面してきました。本シンポジウムでは、保存の分野に大きな影響をあたえた二つの変化に着目します。ひとつは、世界規模での環境の変化です。これにより、保存のあらゆる側面において「持続可能である」ということが重要視されるようになりました。もうひとつは、アナログからデジタル世界への移行という、媒体の変化です。
シンポジウムは、北米、ヨーロッパ、そして日本の研究者による、持続可能な保存環境整備、総合的有害生物管理(IPM)、長期的視点での保存技術、画像の学術的・社会的活用、これらに関わる事例研究およびフィールドで得られた経験をもとにした発表で構成されます。本シンポジウムにより、基礎的かつ実践的な研究成果に加えて、変容する現代社会における文化遺産の保存と活用の意義が再考され、新たな展開が期待されます。
なお、シンポジウムには、国立民族学博物館のバックヤード見学、展示場見学、展示における画像活用に関するさまざまなプロジェクトの説明が含まれます。
◆開催要項
日程:2017年10月7日(土)、8日(日)
場所:国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2F)
使用言語:日本語、英語 ※日英同時通訳あり
企画:国立民族学博物館・人類基礎理論研究部、国立民族学博物館共同研究「博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から」
主催:国立民族学博物館
共催:科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(Diplas)
◆申し込み先・お問い合わせ
締切日:2017年8月30日(水)厳守
宛先:E-mail・・・preservation2017●idc.minpaku.ac.jp(●を@に置き換えてください)/Fax・・・06-6878-7503
◆開催要項
主催:関西外国語大学、NPO法人パシフィカ・ルネサンス
協力:東京文化財研究所
【関西会場】
会期:2017年1月31日(火)~2月5日(日)
場所:ナラマチギャラリー2016(奈良県奈良市公納堂12番地 ならまち工房Ⅲ)
時間:11:00~18:00 ※最終日は17:00まで
【関東会場】
会期:2017年2月7日(火)~2月12日(日)
場所:HAGISO(東京都台東区谷中3-10-25)
時間:12:00~18:00
◆写真展に関するお問い合わせ
ishimura09●tobunken.go.jp(●を@に置き換えてください)
担当:石村 智
◆開催要項
日時:2016年6月13日(月) 15:00~18:00(14:30開場)
場所:京都大学 稲盛財団記念館3階大会議室
事前申し込み不要/無料
主催:科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(略称:地域研究画像デジタルライブラリ)
共催:京都大学地域研究統合情報センター
◆お問い合わせ
heritage●idc.minpaku.ac.jp(●を@に置き換えてください)