学術知デジタルライブラリの構築 | X-DiPLAS

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ワークショップ
「写真データベースを活用したデジタルストーリーテリングで研究人生をふりかえる」
杉村和彦「熱帯アフリカ焼畑農耕民研究」コレクションを事例として
2023年12月16日(土)

概要

ワークショップ「写真データベースを活用したデジタルストーリーテリングで研究人生をふりかえる」

国立民族学博物館のX-DiPLASプロジェクトでは、文化人類学などのフィールドサイエンティストによって撮影された写真のデジタルアーカイブ事業を進めています。このシンポジウムでは、写真データベースの活用方法の一つとして、デジタルストーリーテリングという、写真とナレーションにより構成される映像作品づくりを提案し、その可能性を検討していきます。

今回X-DiPLASは、中央アフリカのザイール(現コンゴ民主共和国)や東アフリカのタンザニアなどで、アフリカ的な農業や農村社会の特性、ひいては「人間にとって農業とは何か」という根源的な問いを長年にわたり追究してこられたフィールドワーカー・杉村和彦氏の写真データベースを例に、特に1986年~1991年にかけてザイールの焼畑農村で撮影された写真の整理を進めつつ、それらを素材としたデジタルストーリーの制作をすすめてきました。今年度いっぱいで定年退職を迎えられる杉村氏の、研究人生の一幕をふりかえる作品です。熱帯アフリカ焼畑農村の世界に思いを馳せつつ、こういった作品づくりが、研究者自身やソースコミュニティ、またあるいは私たちが生きる社会に何かを還元し得るのかを考えてみたいと思います。

開催要項

日 時 2023年12月16日(土)14:00~17:00(13:00 開場)
会 場 国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2階)
(定員:対面50名、オンライン100名 いずれも先着順) ※事前申込制、参加無料
主 催 人間文化研究機構共創先導プロジェクト共創促進研究「学術知デジタルライブラリの構築」国立民族学博物館拠点(X-DiPLAS)
申込方法
  • ・事前申込制、先着順、参加無料
    ※どなたでもお申し込みいただけます。
    ※下記申込フォームにアクセスいただき、必要事項をご記入の上、お申込みください。
     ▸ 申込フォーム

プログラム

13:00 開場
14:00 開会挨拶 𠮷田憲司(国立民族学博物館長)
14:05 趣旨説明 小林直明(国立民族学博物館プロジェクト研究員)
14:15 映像作品の上映と解説
「1986-1991 ―追憶のザイール、焼畑の村」

小林直明(国立民族学博物館プロジェクト研究員)
14:45 講演
「熱帯雨林のアフリカ ―焼畑・混作・共食」

杉村和彦(福井県立大学学術教養センター教授)
15:30 休憩
15:40 コメントⅠ 鶴田格(近畿大学農学部教授)
コメントⅡ 末原達郎(京都大学農学部名誉教授)
コメントⅢ 池谷和信(国立民族学博物館教授)
16:10 ディスカッション
16:55 閉会挨拶 飯田卓(国立民族学博物館教授)

お問い合わせ先

国立民族学博物館 研究協力課 共同利用係
e-mail:kikourenkei★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)

シンポジウム
「写真家 井上隆雄の視座を継ぐ ―仏教壁画デジタルライブラリと芸術実践―」
2023年3月12日(日)

概要

シンポジウム「写真家・井上隆雄の視座を継ぐ ―仏教壁画デジタルライブラリと芸術実践―」

写真家・井上隆雄は、1970年代にインド・ラダックとミャンマー・バガンを取材し、仏教寺院壁画を中心としてその視座をフィルムにおさめた。それらの写真には、半世紀前の壁画の情報が確かな技術で記録されている。本シンポジウムでは、井上隆雄の眼差しを次世代に継いでいく可能性と意義を考える。
要旨集[PDF:1.1MB]

開催要項

日 時 2023年3月12日(日)13:00~17:00
会 場 シンポジウム会場 国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2階) (会場:定員50名、オンライン:定員300名)
展示会場 国立民族学博物館 第3セミナー室(本館2階) (同日、10:00 - 17:00)
※事前申込制、先着順、参加無料
※展示する模写作品、フィルムや取材ノートなどの資料の接写はお控えください。
主 催 京都市立芸術大学
人間文化研究機構共創先導プロジェクト(共創推進研究)
「学術知デジタルライブラリの構築」
国立民族学博物館拠点 (X-DiPLAS)
申込方法
  • ・事前申込制、先着順、参加無料
    ※どなたでもお申し込みいただけます。
    ※以下のURLに設置してある申込みフォームからお申し込みください。
     ▸ 申込フォーム

プログラム

プログラムが一部変更になりました。

10:00 展示(第3セミナー室)開室
12:00 会場(第4セミナー室)開室・受付
13:00 開会挨拶 𠮷田憲司(国立民族学博物館長)
13:05 趣旨説明 正垣雅子(京都市立芸術大学准教授)
13:15 発表
「井上隆雄写真資料のデジタルアーカイブ化支援」
  石山俊(国立民族学博物館プロジェクト研究員)
「X-DiPLAS が構築する画像デジタルライブラリの特徴」
  丸川雄三(国立民族学博物館准教授)
「井上隆雄アーカイブ活動の実践と課題」
  岡田真輝(京都市立芸術大学・井上隆雄写真資料アーカイブ研究員)
「井上隆雄撮影のバガン壁画と可能性」
  寺井淳一(東京外国語大学特別研究員)
「概知の素材からどのように未知なる対象を⽐定しうるか―アルチ寺三層堂「成就者肖像集」をめぐる現状と課題」
  菊谷竜太(高野山大学准教授)
「井上隆雄写真の活用 模写による壁画表現の再現」
  正垣雅子(京都市立芸術大学准教授)
15:15 展示解説
正垣雅子(京都市立芸術大学准教授) ラダック壁画の模写制作
菊谷竜太(高野山大学准教授) ラダックの壁画
寺井淳一(東京外国語大学特別研究員) バガンの壁画
岡田真輝(京都市立芸術大学・井上隆雄写真資料アーカイブ研究員) 井上隆雄アーカイブ
石山俊(国立民族学博物館プロジェクト研究員) DiPLAS/X-DiPLASの活動
丸川雄三(国立民族学博物館准教授) 仏教壁画デジタルライブラリ

オンライン 展示紹介・井上隆雄写真スライドショー
15:45 ディスカッション
「デジタルライブラリと芸術実践の可能性」
モデレーター 末森薫(国立民族学博物館准教授)
16:30 閉会挨拶 飯田卓(国立民族学博物館教授)

お問い合わせ先

国立民族学博物館 研究協力課 共同利用係
e-mail:kikourenkei★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)

写真データベース活用法としてのデジタルストーリーテリング:
福井勝義「北東アフリカ:1967-2006 写真による瞬間の記録」を例として
2023年2月18日(土)

概要

研究集会「写真データベース活用法としてのデジタルストーリーテリング」

国立民族学博物館では、文化人類学などのフィールドサイエンティストによって撮影された写真のデジタルアーカイブ事業を進めています。この研究集会では、元京都大学教授の故・福井勝義氏がエチオピアなどで撮影した写真コレクションのデータベース「北東アフリカ:1967-2006 写真による瞬間の記録」を例に、そのコンテンツを利活用する手法の一つとして、デジタルストーリーテリング(写真を素材とする映像作品づくり)を提案し、その可能性について考えていきます。

開催要項

日 時 2023年2月18日(土)14:00~17:00
主 催 人間文化研究機構共創先導プロジェクト(共創推進研究)
「学術知デジタルライブラリの構築」
国立民族学博物館拠点 (X-DiPLAS)
開催方法など
  • ・Zoomによるオンライン開催(会場は設置しません。)
  • ・参加無料
  • ・要申込み
    ※どなたでもお申し込みいただけます。
    ※以下のURLに設置してある申込みフォームからお申し込みください。
     ▸ https://diplas.net/dst2023/
    ※申し込みされた方には、開催日が近くなりましたら、ZoomのURLをご連絡いたします。

プログラム

14:00~14:05 開会挨拶 𠮷田憲司 (国立民族学博物館・館長)
14:05~14:50 趣旨説明 小林直明(国立民族学博物館・プロジェクト研究員)
14:50~15:00 作品上映『石ころ遊びの文化的装置』
15:00~15:15 コメント 中島恭子(X-DiPLASスタッフ)
15:15~15:30 コメント 福井正子(撮影者ご遺族)
15:30~16:15 講演 村橋勲(静岡県立大学国際関係学部・助教)
「デジタルアーカイブをとおした現地との対話 ―エチオピア、ボディのDiPLAS資料の活用案」
16:15~17:00 ディスカッション

お問い合わせ先

X-DiPLAS プロジェクト室(小林)
e-mail:nkoba★minpaku.ac.jp(★を@に置き換えて送信してください)

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