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インドネシア・バンダアチェにおける恒久住宅供給プロセスと供給後の居住実態

災害の概要

 2004年12月26日に発生したインド洋地震津波災害から3年が経過した。この地震による死者はアジアの国々から遠くはインド洋に面したアフリカ大陸東岸の国にまで14カ国に及び、国連の集計によると最終的に223,492人+43,320人が行方不明という事になっている。被害の小さかったマレーシア、モルジブといった国では、発生から24時間以内で被害の全貌の把握が終了しているが、大きな被害を受けたインド、スリランカ、インドネシアといった国々では24時間後ではほとんど死者の数が把握されておらず、被害の全貌を掴むのに1週間程度(1月3日頃)の時間を要しており、組織的な対応を行うようになる「災害対応組織」の立ち上げまでにほぼ1週間程度の時間が必要であったと考えられる。インドネシア、スリランカといった大きな被害を受けた国々では、最初の1週間は「災害対応組織」が立ち上げと人命救助を第一目標とする「緊急対応(Emergency Response)」が同時並行的に行われる時期であった。津波で遺体が海に流されたという事もあり、この災害による死者の確定には長い時間を要しており、インドネシアの事例では死者の数がほぼ確定するまでにほぼ2ヶ月程度を要し、最終的に11万人を超える死者が数えられた。
 インドネシアのスマトラ島・アチェ州においては、ムラボ市やバンダアチェ市が人的にも物的にも大きな被害を受けた。本研究が焦点を当ててきた恒久住宅供給については、2007年10月までに、計画供給戸数132,928戸に対して、77%にあたる102,068戸の住宅の供給が行われている。
表1:各国における死者の推移
04/12/27 04/12/28 04/12/31 05/1/1 05/1/3 05/1/4 05/1/5 05/1/14
India 2,3676,000-- 9,4799,575-10,672
Indonesia 4,7125,75480,00080,248 94,08194,10094,200110,229
Malaysia 53--- 6868-68
Maldives 52--- 82828281
Myanmar ---- -60-59
Sri Lanka 2254,70028,50828,551 30,18630,22930,24030,899
Thailand 4311,4004,5414,798 5,0465,187-5,303
Somalia "hundreds"--- 110150-150
Seychelles ---- 33-3
OCHA situation report より作成
図1:インドネシアにおける人的被害把握の推移

被災地の概要

 アチェ州(正式名称「ナングロー・アチェ・ダルサラム州」)は、「スランビー・マッカ」という俗称で呼ばれる。インドネシアで最もイスラームの聖地メッカに近いため、「メッカへのベランダ」という意味である。インドネシアの中でもイスラーム教が最も強く信仰されている地域である。原油や天然ガスなどの資源を産出する地域でもある。我が国の天然ガスは、これまでアチェ州から、そのほとんどを輸入してきたこともあり、政治的・経済的に実は日本とも関係の深い地域である。このように天然資源に富む故に、多民族国家であるインドネシア国内においては、常にその利権をめぐって対立し、「自由アチェ運動 Gerakan Aceh Merdeka」という反政府グループを中心とした内戦状態が続いてきた。
 スマトラ沖地震によって、アチェが大きな被害を受けたことは世界的にも注目を集め、その結果、インドネシア政府と自由アチェ運動が和平協定を結び、アチェ州の政治的な安定につながったのは記憶に新しい。

調査テーマ

 スマトラ沖地震以前にインドネシアにおける地震・津波災害は、92年のフローレス島地震・津波災害、98年のパプアニューギニア地震・津波災害などがある。スマトラ沖地震の津波によってバンダアチェの市街地は、他地域の地震・津波災害と比較しても規模的に甚大な被害を受けた。被害が拡大した理由は市街地を津波が襲ったことである。アチェの人々は、津波は人間が住んでいた市街地や居住地をまるで狙って襲ってきたようだと語る。このように市街地の中心部の復興が大きな課題になっていることが、少なくも現代の東南アジアでは希な被災事例である。このことは、大きく次の二つの重要な視点につながる。
(1)持ち家層による狭小な復興住宅の拒否
 復興住宅は、延べ床面積36㎡を基準としている。被災前に経済的に比較的豊かであった持ち家層は、こうした狭小な住宅や木造の構造を拒んでいた。こうした中流以上の被災者の住宅復興を、各ドナーが限られた予算で、スタンダードな援助を受ける被災者との公平性を保ちながらどのように手助けすることができるのか?
(2)借家人層への復興住宅の供給問題
 通常、被災者が所有している土地に復興住宅は供給される。バンダアチェ市では、市街地中心部に、被災以前には多くの借家人が住んでいた。土地を持たない被災者にどのように復興住宅を供給するのか?こうした状況は、都市部の災害に固有な状況である。
図2:バンダアチェ市における2005年度の調査地区
表2:調査地区における居住地(ガンポン)ごとの復興作業
ガンポン 土地区画の確認作業 区画整理
状態/時期 調査者 サポート組織 状態 新たに計画される施設 サポート組織
Kec. Meuraksa Escape road
1. Deah Glumpang 完了/Jun 2005居住者YIDP** 計画中Escape buildingUN-Habitat
2. Deah Baro 完了/Mar 2005居住者YIDP** 未定
3. Deah Teungoh 完了/Apr 2005BPN** 未定
4. Lampaseh Aceh 完了/Aug 2005居住者UN-Habitat+WV* 計画中UN-Habitat
5. Lampaseh Kota 未定 未定
6. Punge Jurong 完了/Jul 2005居住者UN-Habitat 計画中UN-Habitat
Kec. Kuta Raja
7. Gampong Pande 完了/Jun 2005居住者UNSYIAH+YIPD** 計画中ADB
8. Gampong Jawa 完了/May 2005居住者YIPD** 計画中Escape building
9. Peulanggahan 予定あり居住者Peduli Aceh* 未定
10. Keudah 完了/n.a.居住者UNSYIAH+YIPD*+BPN**
Kec. Baiturrahman
11. Merduati 完了/May 2005居住者UNSYIAH+UN-Habitat 計画中Escape buildingUN-Habitat
Kec. Kuta Alam
12. Lampulo 完了/May 2005居住者なし 未定
13. Lamdingin 一部 完了居住者BPN** 計画中Escape roadADB
14. Kampung Mulia 一部完了居住者 未定
* NGO, **政府機関
表3:2005年8月現在での各ガンポンの恒久住宅の供給予定状況
ガンポン 恒久住宅要求戸数 コーディネータ ドナー 恒久住宅供給予定戸数 工事中の戸数
Kec. Meuraksa
1. Deah Glumpang 400UN-HabitatOxfam*
WV*
UN-Habitat
76
52
200
50
0
0
2. Deah Baro 160UN-HabitatOxfam*
YBI*
60
50
20
10
3. Deah Teungoh 350Oxfam*
YBI*
81
120
50
20
4. Lampaseh Aceh 407UN-HabitatUN-Habitat, WV* 未定
5. Lampaseh Kota 要求未定
6. Punge Jurong 919UN-HabitatUN-Habitat, WV* 未定
Kec. Kuta Raja
7. Gampong Pande 145ADBMuslim Aid* 未定
8. Gampong Jawa 557Muslim Aid* 1501
9. Peulanggahan 600UN-HabitatUN-Habitat 5001
10. Keudah 469UN-HabitatUN-Habitat, WV*, GTZ* 未定
Kec. Baiturrahman
11. Merduati 要求未定
Kec. Kuta Alam Arabian contractors
12. Lampulo 300German contractors 未定
13. Lamdingin 636ADBADB
GTZ*
PKPU(PKS)*
未定
30
50


14. Kampung Mulia 700Habitat for Humanity* 未定
* NGO

調査方法

 一連の調査は、シャクワラ大学の教員と協力して行った。復興再建庁は、多くのドナーや地元の役所をコーディネートする特別省庁であり、同大から多くの教員が出向していた。国連機関やドナーなどを、そのネットワークによって必要な訪問先を紹介してもらった。また協力して調査を行った大学教員の個人的なネットワークも大きな力となった。
 一方、被災現場における現地調査では、シャクワラ大の共同研究者から「アチェで情報を探したいときは、ワルン・コピー(warung kopi コーヒー屋台)から始めなさい」と教えられた。また、どの町内会においてもポスコposkoと呼ばれる番小屋が、津波後、早い場所では数日で建てられて生き残った住民が居住地を再建する上での拠点となっていた。コーヒー屋台も、その付近にあることが多く、ポスコあるいはコーヒー屋台を行き来しながら、現場で必要なインフォーマントに会って情報を得た。
表4:バンダアチェ市における調査内容
調査時期 対象地 調査内容
2005年8月 市内被災地全域 区画境界の確認状況
区画整理計画の有無
恒久住宅の建設計画
2006年8月 プランガハン
デア・グルンパン
恒久住宅の建設状況
建設マネッジメントの方法
ドナー別の恒久住宅マッピング
2007年8月 プランガハン
デア・グルンパン
恒久住宅の所有・賃貸状況
恒久住宅における住まい方

調査結果

 一般的に災害により住居を失った人の住宅の物理的な再建を考える軸として、1)個別―集団、2)被災した場所―移動という二つが存在する(図3)。バンダアチェの場合、住宅再建の中心になったのは、「元の敷地に自宅を再建(X-Y:元の場所で再建-個別再建)」である。戸建て住宅が個人の土地に再建された訳であるが、その際に最初に顕在化した問題は、請負業者による工事管理の問題であった。

図3:住宅再建の諸相
(1)工事管理の問題
 援助経験の十分でないNGOが請負業者を使って建設する場合に工事管理をできず、品質の悪い建築が使われて支障が出るといった事態が起きた。より深刻な場合には、住宅が完成する前に請負業者が逃げてしまい、未完成の住宅に居住者が住まわされる事態も頻発した。インドネシアでの経験が豊富な国際機関は、既存の援助経路を使って請負業者をコントロールしているものもあった。その他の国際機関や一部のNGOは、住民参加型のアプローチによって工事管理を行って成功していた。その方法は、住宅を受け取る者を10人程度のグループごとにまとめて、3~4の工事段階に分けてグループ毎に建設資金を振り込むものである。あるグループが次の段階の工事に進むには、前段階の工事を全てのメンバーが遅滞なく完了しなければならず、それから次段階の建設資金が振り込まれる。居住者は、いわゆる「直営」のかたちで自らが雇った施工業者を管理するやり方である。
 次に上の「調査テーマ」で挙げた視点について、現地調査から得られた結果と知見を述べる。
(2)持ち家層による狭小な復興住宅の拒否
 ほとんどのドナーは、36㎡の基準規模以上の復興住宅を供給していなかった。国連ハビタットのみが、住民が希望する場合は、構造などのアドバイスを行い基準規模以上の住宅建設を認めていた。その場合には、上の住民参加型での建設資金振り込み口座に追加資金を振り込ませて、前もって資金力の確認を行う作業が許可の前提となっていた。
 一方で、こうした中規模以上の住宅を求めるニーズの他に、市街地中心部には基準タイプを建設するのに必要な6m幅の間口を満たさない狭小土地への建設ニーズも存在した。これについては、いくつかのドナーが、間口を狭くする代わりに奥行きを深くしたり、2階建てにしたりすることにより、ほぼ同じ床面積の住宅を供給していた。
[標準平面] [標準平面より大きな規模のもの]
RT:居間
KT:寝室
KM:便所、
  浴室
図4:ハビタットの住宅平面
(3)借家人層への復興住宅の供給問題
 「元の敷地に自宅を再建」するには、土地を所有していることが前提になり、ほとんどのドナーは借家人には(従前に居住していても)復興住宅を供給しなかった。国連ハビタットのみが、その大家に追加で復興住宅を供給するかたちで借家人用の住宅供給を行っていたが、その数は極わずかであった。国連ハビタットは、5年~7年程度の間、大家が家賃を徴収しないことを供給の条件としていた。
 以上の結果、ほとんどの借家人は、自力で賃借するか、そうでない場合はバラックと呼ばれる応急仮設長屋に住み続けて、2007年8月時点では集団移転(リセトルメント)(図3でX-Y:移動-集団再建)を待っている状態であった。バンダアチェ市では隣接する大アチェ県に大規模なリセトルメント用の居住地が開発されおり、津波以前に市街地で借家をしていた居住者の多くは、ここへ移転するようである。
  • 競技場に設置されたバラック

(4)「元の敷地に自宅を再建」の結果
 電気の復旧とともに多くの復興住宅に居住者が住み始めた。2007年8月時点で、すでに居住者が住み始めていた復興住宅について、市街地中心部と郊外沿岸部の二つの地域で調査を行った。その結果、どちらにおいても、調査住居の3割程度が賃貸されていた。
 また、空き家状態で聞き取りができなかった復興住宅も多かった。その多くは賃貸に回されているが、店子が見つかっていないものであった。元の敷地に自宅を再建するのに力を貸したドナーは、こうした状況が発生するのを予想できていただろうか。実際問題、正確に必要供給戸数が把握されていたのかどうか不透明な点はあったであろうが、一方で東南アジアは、歴史的に土地に縛られることが少なかった地域であることを考えると、雇用などの他の条件が「住み続けること」より優先されたのではないかという見方もできる。空き家のその後、他地域の災害事例との比較など、今後の検討が継続して必要な課題である。
表5:郊外沿岸地区(クルラハン・デア・グルンパン)の2007年8月現在の恒久住宅の居住状態
所有別 ドナー 居住者の続柄(性別・年齢) 従前居住地 賃貸の場合
家賃 転居理由
自宅 ハビタット 子(F28)、子(M15) 同じ
自宅 ハビタット 夫(M53)、妻(F35)、祖母(F60) 同じ
自宅 ハビタット 夫(M29)、妻(F26)、子(M1)、
夫の弟(M21)
同じ
自宅 ハビタット 夫(M31) 同じ
自宅 オックスファム 夫(M53)、子(F24)、子(F19) 同じ
自宅 ハビタット 夫(M41)、妻(F36)、子(F0) 同じ
自宅 ハビタット 夫(M36)、妻(F29)、子(F0)、
夫の弟(M15)
同じ
自宅 オックスファム 夫(M31)、妻(F35)、甥(M18)、
甥(M16)
同じ
自宅 オックスファム 夫(M29)、妻(F35)、子(F13)、
子(F4)
隣の町内
自宅 ハビタット 子(M25)、子(M22)、子(M17) 同じ
自宅 オックスファム 夫(M27)、妻(F23)、子(F1)、
夫の弟(M21)、妻の妹(F20)
同じ
自宅 オックスファム 夫(M67)、妻(F50)、子(M26)、
子(M18)、子(F14)
同じ
借家 ハビタット 夫(M33)、妻(F32)、子(F9)、
子(F3)
ムルドゥワティ (市内) 不明 職場に近い。家賃が安い
借家 ハビタット 夫(M33)、妻(F33)、子(F7)、
子(M4)、子(M3)、夫の弟(M18)
サバン島 (市外) 不明 前の家が道路拡張で取り壊し
借家 ハビタット 夫(M27)、妻(F20)、子(F0) デサ・アジュン (市内) Rp240万/年 家を持っていないから
借家 オックスファム 妻(F39)、子(F18)、子(F15)、
子(F10)
プナユン (市内) Rp200万/年 家賃が安い
借家 オックスファム 夫(M30)、妻(F27)、子(M9)、
子(M3)、子(F1)
ムラボ (市外) Rp240万/年 家具造りに職を変わった
借家 ハビタット 夫(M40)、妻(F30)、子(F6)、
子(M3)、子(M2)、夫の親戚(M19)
プナユン (市内) Rp250万/年 職場(港)に近い
表6:市街地中心部(クルラハン・プランガハン)の2007年8月現在の恒久住宅の居住状態
所有別 ドナー 居住者の続柄(性別・年齢) 従前居住地 賃貸の場合
家賃 転居理由
自宅 ハビタット 夫(M41)、妻(F35)、子(F14)、
子(F0)
現住所
自宅 BRR 夫(M27)、妻(F22)、子(F1)
※死んだ兄名義
ムラクサ (市内)
自宅 ハビタット 子(M25) 現住所
自宅 ハビタット 夫(M28)、妻(F27)、子(F1) 現住所
自宅 BRR 夫(M39)、妻(F29)、子(M1)、
夫の弟(M22)、妻の弟(M18)
現住所
自宅 BRR 夫(M30)、妻(F27)、子(M2)、
子(M1)、妻の妹(F23)、
妻の従兄弟(M25)
自宅 ハビタット 母(F65)、子(F25)、孫(M20) 現住所
自宅 オックスファム 夫(M41)、妻(F32)、子(F1) 現住所
自宅 ハビタット 妻(M52)、子(M22)、子(M7) 現住所
自宅 ハビタット 夫(M28)、妻(F23)、夫の弟(M20)
※妻の親名義
メダン (市外)
自宅 オックスファム 夫(M45)、妻(F30)、子(F10)、
子(M9)
現住所
自宅 ハビタット 妻(F54)、養子(M24)
※甥(あるいは姪)名義
プランガハン (市内)
自宅 ハビタット 夫(M28)、妻(F28) 不明 (市内) 親が亡くなったので
自宅 ハビタット 妻(F40)、子(F2) 現住所
自宅 ハビタット 夫(M40)、妻(F41)、子(F18)、
子(M13)、子(M9)、子(F2)
現住所
自宅 ハビタット 兄(M37)、弟(M35) 現住所
自宅 ハビタット 夫(M29)、妻(F29)、子(F0) 現住所
自宅 ハビタット 夫(M53)、妻(F51)、子(M9)、
子(M3)、祖父(M53)、祖母(F51)
現住所
自宅 ハビタット 夫(M35)、妻(F37)、子(F8)、
子(F5)、子(M0)
現住所
自宅 オックスファム 夫(M34)、妻(F32)、子(F7)
※祖父からの借地権
現住所
自宅 ハビタット 夫(M50)、妻(F42)、子(F20)、
子(F14)、子(F9)
現住所
自宅 ハビタット 夫(M29)、妻(F22)、子(F0)、
妹(F18)
現住所
自宅 ハビタット 夫(M43)、妻(F30)、子(F13)、
子(F11)、子(F9)、子(M8)、
子(M3)
現住所
借家 ハビタット 夫(M47)、妻(F45)、子(F24)と
夫(F28)、子(M10)
アチェ・ブサール (市外) Rp650万/年 自宅を建設中だから
借家 ハビタット 男子大学生3人、女子大学生
2人の下宿※コス・コサン
ジャンボ・タペ他 (市外) Rp400万/年 環境がより静か
借家 ハビタット 兄夫妻(M29、F19)、弟夫妻
(M28、F26)とその子(F4)
サバン島 (市外) Rp400万/年 仕事を探して
借家 ハビタット 夫(M27)、妻(F25)、子(M0) プナユン (市内) Rp300万/年 従前の借家が津波で消失
借家 ハビタット 夫(M34)、妻(F24)、子(M2) シャクワラ (市内) Rp350万/年 夫の実家から別居
借家 ハビタット 女子学生4名の下宿
※コス・コサン
スマルー他 (市外) Rp200万/年 学校に通うため
借家 ハビタット 夫(M27)、妻(F21) バイトゥーラフマン (市内) Rp450万/年 従前住居が浸水
借家 オックスファム 夫(M31)、妻(F24) プナユン (市内) Rp450万/年 住居を消失した
借家 ハビタット 夫(M28)、妻(F25) メダン (市外) Rp350万/年 仕事(果物売り)を変わった
借家 ハビタット 妻(F44) ブロウェル (市内) Rp300万/年 土地も家も持っていない
借家 ハビタット 夫(M34)、妻(F22)、子(M0) 現住所 5年間無料 従前は現住所に借家住まい
購入 ハビタット 夫(M45)、妻(F50)、子(M15)、
子(F12)、子(F10)、従兄弟(M28)、
祖母(F60)
プランガハン (市内) 従前は借家だった
購入 ハビタット 夫(M43)、妻(F35)、子(M7)、
子(M5)、甥(18)
クダー (市内) 従前は借家だった
購入 オックスファム 父(M65)、娘(F30)、
娘の子(F0)
ムルドゥワティ (市内)
購入 ハビタット 子(F25)、子(M22)、子(M19) ロクスマウェイ (市外)